奨学生活動レポート|student report

ヴァイオリンを始めて今年で17年目を迎えます。
高校で上京し6年、たくさんの仲間に出会い、音楽に触れ、今までのこと、これからのことを考える時間が増えてきました。
思い悩むことは何度かありますが、それでも自分が進むべき道を見失わず今この瞬間、目の前の音楽に全力を注ぎ喜びを感じ続けていられるのは、多くの方々の支援と恩恵があるからだと思います。

地元の恩師にはいつも活動を応援していただいています。
毎年春の定期演奏会に出演させていただくのも今年で17回目となり、育んでいただいた場所に帰ることができる幸せをいつも感じます。

ヴァイオリンの手ほどきから教えてくださった両恩師と

9月、ブダペストで開催されたバルトーク国際コンペティション&フェスティヴァルに参加しました。
そしてここでの経験は自分にとって忘れられないものとなりました。
充分な気構えで望んだつもりでしたが、逆に不充分さを思い知らされ、自分の未熟さや至らなさを嫌という程感じました。
しかしそれ以上に、私に足りない面を多くの先生方から指摘していただけたことは、この上ない収穫でした。
この経験を踏み台に、もっと変わっていきたいと思いました。

Bartok World Competition & Festival 2017

帰国して10月には後期授業が始まりました。
学内演奏会や室内楽試験とともに、学外での演奏会もあり、毎週違う曲をさらう目まぐるしくも楽しい毎日を過ごしています。

銀杏の葉が道一面に広がる藝大正門前

奏楽堂で行われた演奏会ゲネプロ

貴財団の支援を受けられるようになり、こうして幾度も自身を振り返りながら、先を考えることができるようになったと思います。
この先どんな壁にぶつかっても、音楽から得られる力を信じ、ご支援くださる方々に感謝しながら、希望を持って挑戦し続けていこうと思います。